『仲間へのメッセージ』
父母の会会長・長屋 正広

いよいよ三年生にとって最後の夏が訪れました。 新チームとなった昨年の秋季大会では強豪相手に惜敗し、その冬の特訓を乗り越え迎えた春季大会に於いて、同校との再戦も雪辱を果たすことが出来ず、さぞ悔しい思いを募らせたことと思います。そんな思いの全てをぶつけるべき最後のチャンスがやってきたのです。この最後の戦いを迎えるまでには、様々な挫折も多々あったことと思います。怪我に泣いたり、練習試合に出ても結果を残せず苦悩の日々を送ったり、そんな時いつもそばに居たのはチームメイト、仲間ではなかったのではないでしょうか。同じ目標に向かって共に過ごした仲間であるからこそ、その痛みも共感し乗り越えられたのではないかと思います。そんな仲間と共に戦うこの大会では、『ファインプレーは要らない、一つのアウトが取れたなら賞賛の拍手を送り、大きなホームランも要らない、一つでも先の塁に進めば感激の雄叫びを上げ、そして、幸運にも校歌を歌うことができたのなら感激の涙を惜しみなく流すことだろう。』 月並みではあるけれど、侮いのない戦いを期待しています。人生には様々な出会いがありますが、偶然にも島田高校野球部という場で知り合えた仲間は、野球だけではなく今後もきっと永遠であり続けると信じています。そして、野球に夢中な君たち、仲間を大切にする君たちに精一杯の声援を送り続けたいと思います。

戻る
-powered by-
ゲンキ!!静岡プロジェクト